「2017年8月」の記事一覧

仕事のできない上司のしわ寄せ

看護師3年目で転職

宮城県 仙台市 ASさんの看護師3年目で辞めたい 体験談

私は300床程の病院で病棟勤務している3年目の看護師です。学生の頃は早く仕事に就きたい、看護師として働きたいと思っていました。

しかし、実際に入職してみると、自分が考えていた環境とは全く違っていました。通常業務に加えてほぼ毎日の残業、たくさんの提出課題、自己学習、日に日に疲労が蓄積していきました。

さらに、医師と看護師間でのコミュニケーションが上手く取れず、あまり良い環境とはいえません。唯一、上司とのコミュニケーションは上手く取れていたため、看護師間での人間関係に悩むことはほとんどありませんでした。

2年目になった頃、人事異動があり、あまり仕事のできない上司と一緒に働く事になりました。初めは良かったのですが、日に日に一緒に仕事をするのが辛くなっていきました。

雑務はほとんどやらず、私たち下の看護師にふり、自分の仕事も中途半端で、その埋め合わせが私たちに回ってくるのです。

さらにはお礼もなく、当たり前の様な態度で接して来ます。何とかならないものかと思いましたが、役職に就いているため、誰も意見が言えない状況でした。

毎日イライラしながら仕事をし、残業をして帰る。そんな日々が続き、本当に辞めたくなりました。蕁麻疹や偏頭痛、胃炎など、身体の不調が続き、本当に辛い日々でした。

しかし、せっかく頑張って資格を取ったのだから、安易に辞めるわけにはいかないという思いが邪魔をして、なかなか辞められずにいます。

現在は、子供が生まれ育児休暇を取っているので、精神的にも身体的にも大分回復しましたが、ここで仕事を続けて行くか、転職するべきか悩んでいます。

育児休暇が開けて仕事に戻る頃にはこの辛い状況が少しでも改善していることを切実に願っています。

精神科看護師から公務員看護師に転職

公務員看護師 看護師2年目で転職 精神科看護師 転職

富山県 富山市 KNさんの看護師2年目で転職 体験談

看護師資格は全日制の学校もあれば、定時制の学校もある。

私は定時制の看護学校に行き、看護助手として働きながら看護師の資格取得を目指し、看護師免許を取得後も、そのままその職場で2年間勤めていた。

その職場は開放30床、閉鎖病棟30床が併設している精神病院。
勤務場所は閉鎖病棟で、入院患者は10年も20年も入院している慢性期患者がほとんど。

また急性期の精神疾患の入院はほぼなく、慢性期でしかも高齢者の患者の療養の世話がメインの仕事である。

精神病院なので妄想幻聴に支配され、精神状態が不安定な患者から食器を投げつけられる事や大声で暴言を言われるなどの精神科特有の経験や、精神疾患患者との距離の取り方、向精神薬のことなど学ぶことはできる。

ただ身体合併症として、高血圧、糖尿病、脳梗塞の既往などを患ってはいるものの、急変することは少なく、急変に立ち会うことは少ない。
さらに家族と疎遠な方も患者も多く、延命処置を行うこともないに等しい。

正直、看護師免許を取得したのにこのまま、臨床の知や看護師としての技術やアセスメント力を高められないと感じたのが、精神科の看護師を辞めたいと思ったきっかけである。

現在は転職して公的病院に勤めている。総合病院であり、呼吸器や循環器など内科系や消化器外科やICUなど、多岐に渡って学べると思い転職した。
求人はホームページで募集を確認して、電話して申し込みの手順を確認して応募した。

仕事内容は急性期の入院があり、定時に帰ることは少ない。ただ看護師配置が多いため他スタッフと協力し合いながら業務できるのは、何かと心強く楽しい。

公的病院なので、組合活動も活発で、ワークライフバランスの一貫として、リフレッシュ休暇や誕生日休暇など年休取得に積極的なことや、そもそも土日が休みとして、勤務が組まれるので、休みの数も増えた。

毎日必死ではあるがやりがいもあり、勤務環境も良く転職してよかったと感じている。

ミスが怖くて転職しました。

看護師辞めたい・・ミス

香川県 善通寺市 KIさんの看護師辞めたい・・ミス 体験談

私が働いていたところは、総合病院でした。そこでは入院患者さんが500床収容できるところです。そしてその病院の外科で勤務をしていました。

もうここの看護師を辞めたいと思ったのは、ミスをしたときにその病棟で働くことが怖くなったからです。
新しい機器がたくさんあって、休日あけにはその機器について使うことが出来るだろうかという、そんな不安をいつも抱えながら働いていました。

そして私は、案の定ミスをしてしまいました。とてもショックでその気持ちを切り替えることが難しく、またミスをしてしまうということが続いたのです。その結果、ここでは働くことは無理と思ってしまいました。

その後は、忙しくない介護施設で働くことにしました。転職をすると、気分的にぐっと楽になりました。

緊急で入院をしてくる患者さんもいないし、とても穏やかな日々と思うことができます。新しい処置などもなく、自分が自分らしく働くことが出来ると感じました。

それまでは、ミスをしてしまったらどうしようと、それが怖くて緊張しながら勤務をしているところがあったからです。

給料は、以前よりもだいぶ下がりました。環境としても、穏やかな環境になり、とても落ち着いて働くことができています。

処置はほとんどありません。転倒をした時などに診察の介助や、その処置などで至って簡単な処置です。

もしも緊急時は病院に搬送しているので、そこで処置をすることはありません。

そして仕事内容としても、薬の管理など、同じことを繰り返すだけなのでその点ではとても楽になっています。

転職をして本当に大丈夫かと思いましたが、行ってみるととても気分が安定しているので良かったと思っています。
ここなら精神的に安心して働くことができる職場であると感じます。

看護師とは違う仕事に転職しました。

看護師4年目以上で転職 看護師辞めて違う仕事に転職

北海道旭川市 KOさんの看護師4年目以上で転職 体験談

私は2度転職経験があります。

一度目は新卒で総合病院に入職し、丸5年勤めました。3年半ほど外科・泌尿器科の混合病棟で過ごし、ローテーションによる異動で内科・小児科の混合病棟で働きました。異動後は、小児科チームに配属となり、NICUが併設されているため対象患児がいる際にはNICUにて業務を行なっていました。

NICU業務は、基本的に小児科チームの新人以外の経験を積んだ看護師が交代し、基本的に日勤・夜勤ともに一人で業務を行います。

NICU業務を行える要員が少なく、夜間帯では相談して通じる相手が同一勤務帯にいないことが多く精神的負担が強かったこと、もう少しこうしていれば患児にとっては良かったのではないかと思うことが夜勤を経験する中でありもっと知識をつけたいと思うようになりました。

職場環境は良く、サポートしてくれる上司や同僚にも恵まれていたと思います。

しかしNICU対象患児が常時いるわけではないので、経験の浅さからもっと知識があればと思うことが多々あり、勉強を兼ねて他院でNICU看護を深めたく退職に至りました。

2か所目は周産期医療が有名な病院を選び、常時20名近い患児がいるNICUで2年働きました。やりがいはそれなりにあり、色々な経験を積むことができました。

しかしこれまでの経験から、集中治療室という他分野ともほとんど関わりの少ない閉鎖された空間や、患者ではなくその両親との関わりの難しさが自分には合わなかったこと。

また30歳を目前に看護師以外で色々な経験をしてみたかったため、看護師とは違う仕事に転職を決意しました。

その後は、待遇が良いことから病院ではありましたが、調理補助として厨房で働きました。

結婚を機にそこは退職し現在は専業主婦となりましたが、子どもが就学を迎えるまでにはやはり看護師として復帰したいなと考えています。