「2017年」の記事一覧

仕事のできない上司のしわ寄せ

看護師3年目で転職

宮城県 仙台市 ASさんの看護師3年目で辞めたい 体験談

私は300床程の病院で病棟勤務している3年目の看護師です。学生の頃は早く仕事に就きたい、看護師として働きたいと思っていました。

しかし、実際に入職してみると、自分が考えていた環境とは全く違っていました。通常業務に加えてほぼ毎日の残業、たくさんの提出課題、自己学習、日に日に疲労が蓄積していきました。

さらに、医師と看護師間でのコミュニケーションが上手く取れず、あまり良い環境とはいえません。唯一、上司とのコミュニケーションは上手く取れていたため、看護師間での人間関係に悩むことはほとんどありませんでした。

2年目になった頃、人事異動があり、あまり仕事のできない上司と一緒に働く事になりました。初めは良かったのですが、日に日に一緒に仕事をするのが辛くなっていきました。

雑務はほとんどやらず、私たち下の看護師にふり、自分の仕事も中途半端で、その埋め合わせが私たちに回ってくるのです。

さらにはお礼もなく、当たり前の様な態度で接して来ます。何とかならないものかと思いましたが、役職に就いているため、誰も意見が言えない状況でした。

毎日イライラしながら仕事をし、残業をして帰る。そんな日々が続き、本当に辞めたくなりました。蕁麻疹や偏頭痛、胃炎など、身体の不調が続き、本当に辛い日々でした。

しかし、せっかく頑張って資格を取ったのだから、安易に辞めるわけにはいかないという思いが邪魔をして、なかなか辞められずにいます。

現在は、子供が生まれ育児休暇を取っているので、精神的にも身体的にも大分回復しましたが、ここで仕事を続けて行くか、転職するべきか悩んでいます。

育児休暇が開けて仕事に戻る頃にはこの辛い状況が少しでも改善していることを切実に願っています。

精神科看護師から公務員看護師に転職

公務員看護師 看護師2年目で転職 精神科看護師 転職

富山県 富山市 KNさんの看護師2年目で転職 体験談

看護師資格は全日制の学校もあれば、定時制の学校もある。

私は定時制の看護学校に行き、看護助手として働きながら看護師の資格取得を目指し、看護師免許を取得後も、そのままその職場で2年間勤めていた。

その職場は開放30床、閉鎖病棟30床が併設している精神病院。
勤務場所は閉鎖病棟で、入院患者は10年も20年も入院している慢性期患者がほとんど。

また急性期の精神疾患の入院はほぼなく、慢性期でしかも高齢者の患者の療養の世話がメインの仕事である。

精神病院なので妄想幻聴に支配され、精神状態が不安定な患者から食器を投げつけられる事や大声で暴言を言われるなどの精神科特有の経験や、精神疾患患者との距離の取り方、向精神薬のことなど学ぶことはできる。

ただ身体合併症として、高血圧、糖尿病、脳梗塞の既往などを患ってはいるものの、急変することは少なく、急変に立ち会うことは少ない。
さらに家族と疎遠な方も患者も多く、延命処置を行うこともないに等しい。

正直、看護師免許を取得したのにこのまま、臨床の知や看護師としての技術やアセスメント力を高められないと感じたのが、精神科の看護師を辞めたいと思ったきっかけである。

現在は転職して公的病院に勤めている。総合病院であり、呼吸器や循環器など内科系や消化器外科やICUなど、多岐に渡って学べると思い転職した。
求人はホームページで募集を確認して、電話して申し込みの手順を確認して応募した。

仕事内容は急性期の入院があり、定時に帰ることは少ない。ただ看護師配置が多いため他スタッフと協力し合いながら業務できるのは、何かと心強く楽しい。

公的病院なので、組合活動も活発で、ワークライフバランスの一貫として、リフレッシュ休暇や誕生日休暇など年休取得に積極的なことや、そもそも土日が休みとして、勤務が組まれるので、休みの数も増えた。

毎日必死ではあるがやりがいもあり、勤務環境も良く転職してよかったと感じている。

ミスが怖くて転職しました。

看護師辞めたい・・ミス

香川県 善通寺市 KIさんの看護師辞めたい・・ミス 体験談

私が働いていたところは、総合病院でした。そこでは入院患者さんが500床収容できるところです。そしてその病院の外科で勤務をしていました。

もうここの看護師を辞めたいと思ったのは、ミスをしたときにその病棟で働くことが怖くなったからです。
新しい機器がたくさんあって、休日あけにはその機器について使うことが出来るだろうかという、そんな不安をいつも抱えながら働いていました。

そして私は、案の定ミスをしてしまいました。とてもショックでその気持ちを切り替えることが難しく、またミスをしてしまうということが続いたのです。その結果、ここでは働くことは無理と思ってしまいました。

その後は、忙しくない介護施設で働くことにしました。転職をすると、気分的にぐっと楽になりました。

緊急で入院をしてくる患者さんもいないし、とても穏やかな日々と思うことができます。新しい処置などもなく、自分が自分らしく働くことが出来ると感じました。

それまでは、ミスをしてしまったらどうしようと、それが怖くて緊張しながら勤務をしているところがあったからです。

給料は、以前よりもだいぶ下がりました。環境としても、穏やかな環境になり、とても落ち着いて働くことができています。

処置はほとんどありません。転倒をした時などに診察の介助や、その処置などで至って簡単な処置です。

もしも緊急時は病院に搬送しているので、そこで処置をすることはありません。

そして仕事内容としても、薬の管理など、同じことを繰り返すだけなのでその点ではとても楽になっています。

転職をして本当に大丈夫かと思いましたが、行ってみるととても気分が安定しているので良かったと思っています。
ここなら精神的に安心して働くことができる職場であると感じます。

看護師とは違う仕事に転職しました。

看護師4年目以上で転職 看護師辞めて違う仕事に転職

北海道旭川市 KOさんの看護師4年目以上で転職 体験談

私は2度転職経験があります。

一度目は新卒で総合病院に入職し、丸5年勤めました。3年半ほど外科・泌尿器科の混合病棟で過ごし、ローテーションによる異動で内科・小児科の混合病棟で働きました。異動後は、小児科チームに配属となり、NICUが併設されているため対象患児がいる際にはNICUにて業務を行なっていました。

NICU業務は、基本的に小児科チームの新人以外の経験を積んだ看護師が交代し、基本的に日勤・夜勤ともに一人で業務を行います。

NICU業務を行える要員が少なく、夜間帯では相談して通じる相手が同一勤務帯にいないことが多く精神的負担が強かったこと、もう少しこうしていれば患児にとっては良かったのではないかと思うことが夜勤を経験する中でありもっと知識をつけたいと思うようになりました。

職場環境は良く、サポートしてくれる上司や同僚にも恵まれていたと思います。

しかしNICU対象患児が常時いるわけではないので、経験の浅さからもっと知識があればと思うことが多々あり、勉強を兼ねて他院でNICU看護を深めたく退職に至りました。

2か所目は周産期医療が有名な病院を選び、常時20名近い患児がいるNICUで2年働きました。やりがいはそれなりにあり、色々な経験を積むことができました。

しかしこれまでの経験から、集中治療室という他分野ともほとんど関わりの少ない閉鎖された空間や、患者ではなくその両親との関わりの難しさが自分には合わなかったこと。

また30歳を目前に看護師以外で色々な経験をしてみたかったため、看護師とは違う仕事に転職を決意しました。

その後は、待遇が良いことから病院ではありましたが、調理補助として厨房で働きました。

結婚を機にそこは退職し現在は専業主婦となりましたが、子どもが就学を迎えるまでにはやはり看護師として復帰したいなと考えています。

妊活の為、派遣の看護師に転職しました。

看護師4年目以上で転職

兵庫県神戸市 KRさんの看護師4年目以上で転職 体験談

 
私が勤めていたのは約700床の病院です。三次救急や先端医療も行っています。私は整形外科や脳外科などの混合科で病棟看護師をしていました。

 10年勤め、中堅看護師となり仕事量や役割も増えてきました。結婚してしばらく働いていましたが、妊娠、流産してしまったのが辞めたいと思ったきっかけです。

女性の多い職種ですが、現場は常に忙しく、やはり妊婦はお荷物状態になってしまいます。どうしても無理をせざるを得ない環境でした。

不妊治療していることは、周囲にも言いにくいですし、病院にも頻繁に通わなくてはなりません。年齢的にも大事な時期だと思い、妊活に専念したいと感じたので辞めようと決めました。

 退職後しばらくは仕事をせずにゆっくり過ごしましたが、そのうち時間を持て余し、お金も必要だったため、看護師の転職サイトを利用して仕事を探しました。

不妊治療のため病院に通わなくてはいけないし、体調面も考慮して、単発の派遣の仕事をしました。クリニックやデイサービス、訪問入浴などです。転職サイトに登録し、面談すると、仕事の依頼はたくさんありました。

大きな病院で、ある程度の経験年数があれば、どこでも仕事ができるといわれました。実際の仕事は、医療行為はほとんどなく、派遣なのできちんと定時で終わることができます。

しかし看護師は自分一人という現場が多く、病院以外で働いた経験もないので、新たな学びになりました。給与は扶養範囲内に抑えていたこともあり、以前の3分の1以下でした。

 転職したことで、自分の都合に合わせて仕事ができるのは良かったです。病院の方がやりがいは大きかったですが、転職した後に経験した様々な現場でも、学ぶことは多く良い経験になったと思います。

不妊治療は、お金がかなり必要だったので、経済面ではやはり以前の方が心強かったですが、仕方ありません。子どもを授かることができたので、転職して後悔はありません。

看護師1年目で介護施設に転職

看護師1年目で転職

埼玉県飯能市 SUさんの看護師1年目転職 体験談

夜勤がとても辛くて、不規則な生活になったり、精神的にも肉体的にも辛くて目眩や吐き気がするようになりました。

体調を崩し、人間関係も上手くいかなくなりました。先輩看護師や上司からイジメを受けたり、師長に話しかけても無視されたり、無理な仕事量を押し付けられたりしました。全然休みも取れなく辛かったです。

元々自分に自信がなかったので、医療事故等も怖かったです。患者、家族からの理不尽なクレームに耐えるのも辛かったです。

勤めていた病院は総合病院で、内科、神経内科、循環器内科、心療内科、小児科、外科、乳腺外科、整形外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、皮膚科、形成外科、高度救命救急センター、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、麻酔科、放射線治療科、放射線診断科、リハビリテーション科、緩和ケア診療科、口腔外科がありました。入床数は一般が988床で精神は27床で合計1015床です。

看護師1年目だったので次の就職先が見つかるか不安でしたが転職先を探すのに転職サイトを利用し、そこのエージェントの方の紹介で現在は介護施設で働いてます。

辞めると言った時の周りの反応は、イジメ等があったことから辞めさせる気でいたのでイジメをしていた人達からしたら嬉しかったと思います。同期からは最後にご飯を一緒に食べに行ったりして最後にお別れをして悲しそうな顔をしていました。

介護施設の看護師に転職して、看護師長も先輩看護師も良い人ばかりで優しくしてくれますし、難しい仕事はよく手伝ってくれます。仕事内容も入所中の利用者さんをじっくり看ていけるので、やり甲斐を感じます。給料は転職前より下がりましたが、体調を崩さずに仕事できるので前より安定しています。

夜間のオンコール対応は有りますが施設に泊まっての夜勤は有りませんし、有給休暇も取りやすくなりました。
今はとても満足しています。

はじめに

未分類

看護師の仕事は精神的にも肉体的にも大変ハードですから看護師辞めたい!転職したい!と考える方は大変多いです。
日本看護協会の調査結果でも長時間労働や夜勤の負担、責任の重さや医療事故への負担、人間関係の悩みなどが辞めたい理由の上位にきているようです。

では、実際に看護師を辞めたあとはどうなるのでしょうか。
職業は?収入は?生活はどうなってしまうの・・?と看護師を辞めたあとの事が不安で「仕事行きたくない・・」と日々悩みながらも仕事に行っている方も多いことと思います。

ここでは看護師の転職体験談を多数掲載しておきます。看護師は続けているものの別の職場に転職した方や看護師を辞めて違う仕事に転職した方など結論は人それぞれですが『看護師辞めたい!転職したい』とお悩みの方のご参考になれば幸いです。

マイナビ看護師で個人医院へ転職

マイナビ看護師の口コミ・評判

神奈川県横浜市 MUさんのマイナビ看護師の口コミ・評判・体験談

私は幼い頃から看護師に憧れており、高校から看護専門学校に通い、大学も専門学校に行き、卒業後すぐに看護師として仕事を始めました。私が就職したのは、大きな総合病院の内科で、入院病棟もあり入床数は100もありました。

通常の診察も、朝から終わりまで大変混み合い、人気の高い病院でしたが、同時に待ち時間が長いことでも有名でした。予約をしても、予約の時間から1、2時間遅れることも多く、患者さんから苦情をよくもらいました。

看護師としての仕事内容もハードなもので、看護師の人数が少ないのでなかなか休みは取れず、誰かが体調を崩せばしわよせが大きくて毎回大変でした。上司である看護師長はベテランで頼り甲斐のある人ではありましたが、自分にも他人にも厳しいので、怒鳴りつけられることもよくありました。

同僚のなかには、職場のストレスに耐えられず、精神的に参ってしまい、休職した人もいます。私は当初、看護師としてこのくらいの仕事量は普通なのではないかと思っていましたが、同僚の休職後、2週間休み無く出勤することになったときに、流石にここの看護師は辞めたいと転職を考え始めました。

しかし、看護師としての仕事は続けたいと思っていたので、看護師の仕事に特化した転職サイトを利用して、次の職場を探すことにしました。

そこで私が登録したのがマイナビ看護師です。登録するとすぐにコンサルタントさんとの面談があり、私は現職を続けながら転職活動をすることにしました。多忙なため、連絡はすべてメールで、電話なら夜間のみでとお願いすると、その通りにしてくれました。

私の担当となったコンサルタントさんは面倒見の良い人で、面接のデモンストレーションや履歴書の書き方のコツまで丁寧におしえてくれました。そして、次の職場への質問もマイナビ看護師のエージェントを通してできたので、気まずさもなく、新しい職場のリサーチもしっかり出来ました。

お陰で転職活動を始めてから半年で次の職場を見つけ、前職を退職することが出来ました。大きな病院で、入れ替わりも多かったので、私が退職の意思を伝えた時もあまり引き留められる雰囲気などはありませんでしたが、あと腐れなく退職出来たので、その点では良かったです。

転職後の職場は、個人の経営する内科で、小さな病院なので給与は前職より年間30万円程減少しましたが、休みも取り易く、仕事内容はシンプルになり、何よりも患者さんからのクレーム量が少なくてストレスがだいぶ減りました。前職に比べ、日々の仕事を全く苦痛だと思わなくなり、心地良い毎日をおくることができています。

精神科病棟から内科看護師に転職

看護師4年目以上で転職 精神科看護師 転職

静岡県富士市 NKさんの看護師5年目転職 体験談

転職する以前に働いていたのは私の市と、となりの市に一つづつ病院を持ち、駅前に同じく一つづつの外来診療所を持つ公益社団法人でした。

私はそこで精神科の看護師として長期入院患者さんの病棟の担当をしておりました。

給料は入社5年目にヒラから主任に昇格して基本給が20万円ほどでした。

仕事自体はそんなに忙しいということもなく、ただ患者さんのお話をきいたり、食事の案内をしたり、時間になったらお薬を飲んでいただいたりと、ごく普通でした。

そして日誌をパソコンに、担当の患者さん3人ぐらいについて、その日どういった行動をしていたか、言動はどうだったか、その他気づいたことなどを入力して終わりです。

緊急の入院があったりすると、帰りは少し遅くなり、普段は17時30分ぐらいに帰るのですが、19時ぐらいになってしまい、ダンナに子供たちのお迎えを頼むということになってしまっていました。

ダンナが昇進して昇給し、それほど私もがつがつと稼ぐ必要もなくなったので、精神科の看護師を辞めたい、転職したいと思いました。

いろいろと転職先を探し転職サイトにも登録しましたが結局、看護学校時代の同級生の紹介で自宅から徒歩で10分ぐらいの内科の診療所に転職しました。

今まで精神科で働いていたので、具合の悪い患者さんを見ると、私自身が私自身の精神の安定を維持できなくなりそうになることもありました。しかし、内科の場合は、基本的には「こころ」ではなく「身体」の病気なので、やるべきことがハッキリしています。

精神科の患者さんに対しては、常に自分自身が正気でしっかりしていなくちゃいけなかったのですが、まずこのプレッシャーから解放されることができました。これが一番大きいですね。

そのこと、つまりは自分自身が精神的にきつくなるということを、精神科で働いていたときは、気づきもしませんでした。初めての職場でしたので。なので自分自身の心の健康のためにも転職してよかったと思っています。