「看護師4年目以上で転職」の記事一覧

看護師とは違う仕事に転職しました。

看護師4年目以上で転職 看護師辞めて違う仕事に転職

北海道旭川市 KOさんの看護師4年目以上で転職 体験談

私は2度転職経験があります。

一度目は新卒で総合病院に入職し、丸5年勤めました。3年半ほど外科・泌尿器科の混合病棟で過ごし、ローテーションによる異動で内科・小児科の混合病棟で働きました。異動後は、小児科チームに配属となり、NICUが併設されているため対象患児がいる際にはNICUにて業務を行なっていました。

NICU業務は、基本的に小児科チームの新人以外の経験を積んだ看護師が交代し、基本的に日勤・夜勤ともに一人で業務を行います。

NICU業務を行える要員が少なく、夜間帯では相談して通じる相手が同一勤務帯にいないことが多く精神的負担が強かったこと、もう少しこうしていれば患児にとっては良かったのではないかと思うことが夜勤を経験する中でありもっと知識をつけたいと思うようになりました。

職場環境は良く、サポートしてくれる上司や同僚にも恵まれていたと思います。

しかしNICU対象患児が常時いるわけではないので、経験の浅さからもっと知識があればと思うことが多々あり、勉強を兼ねて他院でNICU看護を深めたく退職に至りました。

2か所目は周産期医療が有名な病院を選び、常時20名近い患児がいるNICUで2年働きました。やりがいはそれなりにあり、色々な経験を積むことができました。

しかしこれまでの経験から、集中治療室という他分野ともほとんど関わりの少ない閉鎖された空間や、患者ではなくその両親との関わりの難しさが自分には合わなかったこと。

また30歳を目前に看護師以外で色々な経験をしてみたかったため、看護師とは違う仕事に転職を決意しました。

その後は、待遇が良いことから病院ではありましたが、調理補助として厨房で働きました。

結婚を機にそこは退職し現在は専業主婦となりましたが、子どもが就学を迎えるまでにはやはり看護師として復帰したいなと考えています。

妊活の為、派遣の看護師に転職しました。

看護師4年目以上で転職

兵庫県神戸市 KRさんの看護師4年目以上で転職 体験談

 
私が勤めていたのは約700床の病院です。三次救急や先端医療も行っています。私は整形外科や脳外科などの混合科で病棟看護師をしていました。

 10年勤め、中堅看護師となり仕事量や役割も増えてきました。結婚してしばらく働いていましたが、妊娠、流産してしまったのが辞めたいと思ったきっかけです。

女性の多い職種ですが、現場は常に忙しく、やはり妊婦はお荷物状態になってしまいます。どうしても無理をせざるを得ない環境でした。

不妊治療していることは、周囲にも言いにくいですし、病院にも頻繁に通わなくてはなりません。年齢的にも大事な時期だと思い、妊活に専念したいと感じたので辞めようと決めました。

 退職後しばらくは仕事をせずにゆっくり過ごしましたが、そのうち時間を持て余し、お金も必要だったため、看護師の転職サイトを利用して仕事を探しました。

不妊治療のため病院に通わなくてはいけないし、体調面も考慮して、単発の派遣の仕事をしました。クリニックやデイサービス、訪問入浴などです。転職サイトに登録し、面談すると、仕事の依頼はたくさんありました。

大きな病院で、ある程度の経験年数があれば、どこでも仕事ができるといわれました。実際の仕事は、医療行為はほとんどなく、派遣なのできちんと定時で終わることができます。

しかし看護師は自分一人という現場が多く、病院以外で働いた経験もないので、新たな学びになりました。給与は扶養範囲内に抑えていたこともあり、以前の3分の1以下でした。

 転職したことで、自分の都合に合わせて仕事ができるのは良かったです。病院の方がやりがいは大きかったですが、転職した後に経験した様々な現場でも、学ぶことは多く良い経験になったと思います。

不妊治療は、お金がかなり必要だったので、経済面ではやはり以前の方が心強かったですが、仕方ありません。子どもを授かることができたので、転職して後悔はありません。

精神科病棟から内科看護師に転職

看護師4年目以上で転職 精神科看護師 転職

静岡県富士市 NKさんの看護師5年目転職 体験談

転職する以前に働いていたのは私の市と、となりの市に一つづつ病院を持ち、駅前に同じく一つづつの外来診療所を持つ公益社団法人でした。

私はそこで精神科の看護師として長期入院患者さんの病棟の担当をしておりました。

給料は入社5年目にヒラから主任に昇格して基本給が20万円ほどでした。

仕事自体はそんなに忙しいということもなく、ただ患者さんのお話をきいたり、食事の案内をしたり、時間になったらお薬を飲んでいただいたりと、ごく普通でした。

そして日誌をパソコンに、担当の患者さん3人ぐらいについて、その日どういった行動をしていたか、言動はどうだったか、その他気づいたことなどを入力して終わりです。

緊急の入院があったりすると、帰りは少し遅くなり、普段は17時30分ぐらいに帰るのですが、19時ぐらいになってしまい、ダンナに子供たちのお迎えを頼むということになってしまっていました。

ダンナが昇進して昇給し、それほど私もがつがつと稼ぐ必要もなくなったので、精神科の看護師を辞めたい、転職したいと思いました。

いろいろと転職先を探し転職サイトにも登録しましたが結局、看護学校時代の同級生の紹介で自宅から徒歩で10分ぐらいの内科の診療所に転職しました。

今まで精神科で働いていたので、具合の悪い患者さんを見ると、私自身が私自身の精神の安定を維持できなくなりそうになることもありました。しかし、内科の場合は、基本的には「こころ」ではなく「身体」の病気なので、やるべきことがハッキリしています。

精神科の患者さんに対しては、常に自分自身が正気でしっかりしていなくちゃいけなかったのですが、まずこのプレッシャーから解放されることができました。これが一番大きいですね。

そのこと、つまりは自分自身が精神的にきつくなるということを、精神科で働いていたときは、気づきもしませんでした。初めての職場でしたので。なので自分自身の心の健康のためにも転職してよかったと思っています。